込江保次税理士事務所■横浜市栄区・鎌倉市大船

2005年09月20日の記事

2005年9月20日(火) 13:27

データインポート時の注意事項□弥生会計

拙事務所では、Windowsならば弥生会計を、Macintoshならば林檎経理を使用して、関与先様ご自身に帳簿入力をしていただいております。そこでこれらの経理ソフトを使う上でのヒントも随時書いていくことにします。

先日弥生会計を使ってデータのインポート処理を行ったのですが、何度やっても「現金」勘定が「普通預金」勘定に変換されて取り込まれてしまいました。勿論このままでは困まりますし、かなりの取引数があったのですべてを手で訂正するのは時間も掛かり間違いもありそうでしたので、原因を探すことにしました。

いろいろと調べたところやっと見つけることができました。普段使うことは無いのですが、弥生会計の上部メニューの「ツール」の中に「マッチングリスト」があります。この中の「科目マッチングリスト」ではインポート処理を行う際に、勘定科目の変換を設定できるのですが、ここに何故か「取り込み名称:現金」→「変換科目:普通預金」という設定がされておりました。

この設定を削除して再度インポート処理を行ったところ、今度は正しく取り込むことができました。いまだにどうしてそのような設定がされたのかの原因が見つけられないのですけれども、インポート処理を行った際におかしな取り込みがされた時は、一度この「マッチングリスト」を疑ってみると良いようです。

ちなみにこの「マッチングリスト」には「科目」の他に、「税区分」と「部門」がありますので、消費税の区分設定を使用している場合やプロフェッショナル版で部門を使用している場合などには、こちらも確認してみてください。

written by 込江 [コンピュータ・IT] [この記事のURL] [コメントを書く(コメント不可)]

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