込江保次税理士事務所■横浜市栄区・鎌倉市大船

2008年01月24日の記事

2008年1月24日(木) 19:03

最初が肝心□総合的な節税対策のすすめ

昼飯を食べに自宅へ帰ると平成19年分の所得税の確定申告書用紙が届いていました。
今回は5,000円の控除を受けるために、いえ普及率の向上へのお手伝いのために、電子申告での提出をしてみるつもりです。

確定申告書用紙



昨日のエントリが気になって今年初のMisaling Factoryへの偵察をしてきました。
仕事ですから普段は当たり前のこととして行っているのですけれども、今日は改めていろいろなことを考えながら節税相談をしておりました。

知識としての簿記と実務として記帳の違い、そしてその記帳も納税や申告書作成のためと経営の指標作りのためとでは違います。
優先順位をしっかりと決めて、また現実的な事務負担も考えて、最初にキチンとした設定をすることが大切です。
いくら優秀な経理ソフトでも使う人あってのものです。

また減価償却資産の扱いも難しいところです。
取得価格によって償却方法が違いますし、その方法によって償却資産税の課税の対象もなるかどうかも異なってきます。
取得価格には何がどこまで含まれるのか。簿記の試験と違って実務では自分で金額を出さなければなりません。
そして耐用年数も自分で決める必要があります。どうやって決めるのか、わかりやすく書いてあるものはなかなかありません。

更にはそれらを総合して、節税になる方法を選択しなければなりません。
それも今この時だけの納税額が少なければ良いと言うことではなく、長い目で見る必要があります。その場合には事業計画なども重要になります。
税務的な知識を踏まえた上でいろいろな要素を総合的に検討して、はじめて正しい節税対策が可能になります。

本日の成果は、単年で25,000円、総合的に見れば10万円以上の節税をすることができましたので、同級生もとても喜んでくれました。
そして美味しいお菓子を食べられて、私も嬉しかったです。(笑)

Misaling Factory−モンブラン


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